貝津田の棒の手

- 貝津田では、天正年間に名古屋で確立した起倒流が受け継がれています。祭礼当日、棒の手の演技者たちはこの地に棒の手を招来した原田家から出発し、神社へ向かいます。演技場を塩で清め、法螺貝の響きで六尺棒や槍などを手にした演技者たちの勇壮な演技、妙技が披露され、観衆は手に汗をにぎって見物します。武術の奥義を舞踊として表現したものだそうですが、そこには、武術の気合も感じられます。
- 各地で伝承され、流派も20を超えるといわれる棒の手。貝津田では、天正年間に名古屋で確立した起倒流が受け継がれています。
農民の自己防衛から始まったといわれるお祭り。槍・刀・十手等を武器に真剣勝負さながらの武技が展開されます。