- 立 地
- 長江集落の北側標高737mの山上に位置する郡内で最も古い城の一つである。北と西側は急斜面が県道まで続き、東側の大鈴山に続く尾根を大きく堀切っている。南側に150m・比高60m下がると二の曲輪、ここから南側に100m・比高35m下がると三の曲輪となって急斜面が県道まで続く。
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城 歴 - 建久年間(1190〜1199)源平合戦の軍功により、源頼朝から永江荘の地頭職に任命された永江八郎時俊以下十三代にわたり、永江八邑を納めたといわれる。長江城が築城された年代は定かでないが、鎌倉幕府滅亡後南北朝の争乱に巻き込まれ、終始南朝方について戦い、南朝の衰退とともにこの地を去り廃城となった。
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見どころ
- 大沢寺跡
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- 尊出平の上側に平らな跡地がある。ここは寺所(てらとこ)という地名が残っており、設楽町誌によれば、「永江氏の菩提寺大沢寺跡とされる。弘安9年11月(1268)に長江城主であった永江貞俊が葬られた場所といわれ、一石五輪塔が二基存在し、永江貞俊の子了厳が大沢寺住職になっていることが記されている。
- 遠山家のヒノキ
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- 遠山家庭先に立ち、幹が根元から二本に分かれ根回り7.5m目通り5.3mと2.8m、樹高15m東海地方屈指の大木として知られる。根元に多くの石仏や祠が祀られ、御神木として大切にされている。
- 愛知県文化財保護指導委員 加藤博俊
- 長江城 御城印(設楽町観光協会 山城御城印)
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- 令和3年3月1日より、“設楽町観光協会窓口”にて、設楽町の10城の「御城印」を販売しております。
【価格】1枚300円(税込)/10枚セット3,000円(税込)
【城名】長江城・清水城・小鷹城・湯谷城・田峯城・岩古谷城・田内城・寺脇城・鍬塚城・津具城(10城)
※「バラ売り」「まとめ売り(10枚セット)」どちらも可能です。
【所在地】設楽町清崎字中田17-7
道の駅したら2階
【販売時間】9:00~17:00
※土日祝の販売については現在調整中です。
設楽の山城 御城印販売 特集ページ

住所 | 設楽町長江字松ケ根3 ほか |
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電話番号 | 0536-62-1000(設楽町観光協会) |