- 立 地
- 名倉川右岸、清水地区のほぼ中央の丘陵地、標高667メートルに築かれ、北側を堀切と竪堀で断ち切った独立小山になる。
東側は町道と水田の湿地帯で比高約25メートル。西側は水路と水田の湿地帯、比高約27メートル。
南側が広い平地とゆるい斜面の地形で三方を急斜面に囲まれた要害に築かれている。
縄張りは、本曲輪約400㎡を中心に東に切岸と腰曲輪、その下に帯曲輪が築かれ、南の虎口と二の曲輪約100㎡、その下が大手口となる。
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城 歴 - 城主は、南北朝時代足助氏の代官であった菜倉左近蔵人が知られ、建武元年(1334)頃在任し、近隣28ケ村を支配したといわれる。
二代の右衛門佐伊武は後継ぎがなく、新田氏から孫六兼氏を迎えて一時新田を称したこともある。
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見どころ
- 伝・清水城主の墓
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- 城址東100mの山中に祀られている。
「足助八幡縁起」建武元年8月16日(1334)流鏑馬の射手5人の中に武節郷代官菜倉左近蔵人・菜倉兵庫助太郎本郷分の名が読み取れる。
- 黒石砦
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- 城址の北西側に武節へ通じる街道が残っている。その峠は馬洞と呼ばれているが、昔は番洞といい峠の南側にある小高い山は、黒石砦が築かれていた場所である。この砦は武節方面と名倉方面を監視する中継の砦として築かれていた。
- 愛知県文化財保護指導委員 加藤博俊
- 清水城 御城印(設楽町観光協会 山城御城印)
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- 令和3年3月1日より、“設楽町観光協会窓口”にて、設楽町の10城の「御城印」を販売しております。
【価格】1枚300円(税込)/10枚セット3,000円(税込)
【城名】長江城・清水城・小鷹城・湯谷城・田峯城・岩古谷城・田内城・寺脇城・鍬塚城・津具城(10城)
●販売箇所
①道の駅したら2階
設楽町観光協会事務所(火曜定休)
時間:9時~17時
内容:バラ売り、まとめ売り(10枚セット)どちらも可能
希望者にお買い上げの日付を押印します。
②道の駅したら売店(年中無休)
時間:9時~17時
内容:まとめ売り(10枚セット)のみ
●通常でない枚数を購入される場合、理由を確認いたします。(転売禁止)
設楽の山城 御城印販売 特集ページ

住所 | 設楽町西納庫字城の腰10 ほか |
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電話番号 | 0536-62-1000(設楽町観光協会) |